9月の百貨店売上高33%減 コロナ影響に前年の反動

 日本百貨店協会が22日発表した9月の全国百貨店売上高は、既存店ベースで前年同月比33・6%減だった。8月の22・0%から減少率が大幅に拡大した。新型コロナウイルスの影響に加えて、前年に大きかった消費税増税前の駆け込み需要の反動減が響いた。12カ月連続で前年を下回った。

 地域別では、主要10都市が35・5%減、10都市以外は28・4%減だった。9月の全店ベースの売上高は約3340億円。

 同時に発表した訪日外国人客による免税売上高は91・6%減となった。


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