学校と保護者の連絡はデジタルで 文科省、教育委員会に通知

学校連絡デジタル化のメリット

 ランドセルの底から数週間前の学校便りがくしゃくしゃになって見つかった―。文部科学省は20日、子どもを介するためトラブルが起こりやすい学校と保護者の間の連絡について、メール配信システムの活用などデジタル化するよう求める通知を、都道府県教育委員会などに出した。保護者が押印する書類が多いこともデジタル化の障壁になってきたとして、脱はんこの取り組みを促した。

 学校現場では、懇談会への出席や進路希望調査など、さまざまな書類を保護者とやりとりしている。文科省はデジタル化すれば、教員が印刷して配布したり、回収・集計の手間が掛からず、働き方改革にもつながるとみている。


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