米、ロシアのサイバー攻撃を訴追 平昌冬季五輪など標的

 【ワシントン共同】米司法省は19日、有害ソフトを使って2018年の平昌冬季五輪などを標的にサイバー攻撃を行ったとして、コンピューター犯罪に関する取締法に違反した疑いなどで、ロシア軍参謀本部情報総局(GRU)のハッカー6人を訴追したと発表した。

 司法省によると、6人は15年11月ごろから、ドーピングを理由にロシア選手団が排除された平昌五輪の運営に関わるコンピューターや大会関係者、選手へのハッキングを行った。

 司法省高官は声明で「ロシアほど悪意を持ってサイバー能力を兵器化した国はない」と厳しく批判した。


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