国立大の入学定員9万5535人 21年度、医学部は臨時増

 文部科学省は30日、同日時点の国立大の2021年度入学定員を発表した。学部は20年度より7人増の9万5535人。地域の医師不足解消のために医学部で13人の臨時定員増を予定しており、それを除けば6人減となる。

 文科省によると、愛知教育大は、少子化に伴う将来の教員需要減を見越し、定員を減らした。金沢大は学部を新設し、群馬大と神戸大が学部を改組するが、いずれも総定員を変えていない。

 大学院の定員は34人増の5万9551人。京大は、経済学研究科の修士課程に新たな専攻を設置し、医学研究科の修士課程と博士課程の定員を増やす。


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