コロナ、最高裁判事で応酬 トランプ、バイデン両氏 初の直接対決 大統領選第1回討論会

29日、米オハイオ州クリーブランドで開かれた大統領選第1回候補者討論会で持論を展開するトランプ大統領(奥)と民主党候補のバイデン前副大統領(ロイター=共同)

 【クリーブランド共同】米大統領選の共和党候補トランプ大統領(74)と民主党候補バイデン前副大統領(77)の第1回候補者討論会が29日、中西部オハイオ州クリーブランドで開かれ、新型コロナウイルス対応や最高裁人事などを巡り激しい応酬となった。最終盤に差し掛かる選挙戦で初の直接対決。バイデン氏はトランプ氏を「うそつきだ」と語り、トランプ氏はバイデン氏が「(中央政界にいた)47年間、何もしていない」と糾弾した。

 トランプ氏は最高裁判事指名の「権利がある」と述べ、大統領選直前に保守派のバレット氏を指名した人事を正当化。バイデン氏は「選挙結果を待つべきだ」と訴えた。


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