宇宙から復興支援への感謝を発信 震災発生10年、来年3月に

国際宇宙ステーション内で復興支援への感謝のメッセージを読み上げる宇宙飛行士のイメージ(一般財団法人ワンアース提供)

 東日本大震災で被災した岩手、宮城、福島3県の約40市町村などが参加する東北復興宇宙ミッション実行委員会は、震災発生から10年の節目となる来年3月、国際宇宙ステーション(ISS)から世界に向けて復興支援への感謝を発信することを計画している。

 事務局の一般財団法人ワンアースによると、被災地から子どもらの笑顔の写真やメッセージを募集し、ISSの日本実験棟きぼうに掲示する。10月31日に打ち上げられる宇宙船に乗る野口聡一飛行士が来年3月にISSに滞在している可能性が高い。メッセージの朗読やきぼう内部の撮影を頼み、その様子を動画投稿サイトなどで公開する予定という。


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