C消し写真投稿でがん研究に寄付 患者らがユニークな活動立ち上げ

がんの治療研究への支援を呼び掛ける中島ナオさん(deleteC提供)

 がんを意味する英語「CANCER(キャンサー)」の頭文字Cを商品名から消した写真を会員制交流サイト(SNS)に投稿するだけで、がんの治療研究に1回100円が寄付される―。こんなユニークな活動を乳がんと闘うデザイナー中島ナオさん(38)らが立ち上げ、がん征圧月間が終わる9月30日まで参加を呼び掛けている。

 中島さんは31歳の時に乳がんと診断され、34歳でステージ4の段階に進行。国民の2人に1人ががんになるとされる時代に「みんなの力でがんを治せる病気にしたい」と、治療研究を募金活動で応援するNPO法人「deleteC」(デリートシー)を昨年、有志で発足した。


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