ギンズバーグ判事に最後のお別れ リベラル派の象徴、米議会に安置

25日、米ワシントンの連邦議会議事堂に安置されたギンズバーグ氏の遺体を納めたひつぎ(AP=共同)

 【ワシントン共同】18日に87歳で膵臓がんによる合併症のため死去した米最高裁の女性判事ルース・ギンズバーグ氏の遺体を納めたひつぎが25日、首都ワシントンの連邦議会議事堂に安置された。「リベラル派の象徴」として国民に親しまれたギンズバーグ氏と最後のお別れとなる追悼式典が営まれた。

 議会での遺体安置は傑出した国民をたたえる意味合いがあり、議会によると、ギンズバーグ氏は政治家や軍人を含む公職者の女性で初。民間人女性では「公民権運動の母」として知られた黒人運動家ローザ・パークスさんの遺体が2005年に安置された。


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