沖縄の米軍ヘリ炎上、書類送検 2017年の事故、容疑者不詳で

 沖縄県東村高江で2017年、米海兵隊のCH53E大型輸送ヘリコプターが訓練中に出火し、牧草地に不時着して炎上した事故で、県警は25日、航空危険行為処罰法違反の疑いで容疑者不詳のまま書類送検した。

 事故は17年10月11日に発生。防衛省によると、米軍普天間飛行場配備のヘリの三つあるエンジンのうち一つから出火し、米軍北部訓練場に近接した民有の牧草地に不時着、炎上した。周辺住民や乗員にけがはなかった。

 県警は「米軍と連携し、捜査に支障はなかった」としているが、通常の捜査のように操縦士や整備士らを特定し、聴取をしたのかどうかは明らかにしていない。


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