2020年9月25日 12:24 | 無料公開
麻生太郎金融担当相は25日、ゆうちょ銀行の貯金不正引き出し問題について「(ゆうちょ銀が不正に)気が付くのが少々遅かったという気がしないでもない」と述べ、対応が後手に回ったと指摘した。武田良太総務相も「公表の遅れを反省しなければならない」と批判した。
麻生氏は全額補償や再発防止に真摯に取り組むよう求めた。武田氏は「銀行業務にとって一番重要な信頼を、根底から揺るがしかねない事態だ」と懸念を表明し、対策を具体的に示すよう要請した。
三井住友信託銀行とみずほ信託銀行の議決権誤集計に関し、麻生氏は「取り組み状況を引き続きフォローアップする」とした。