マハティール氏が引退表明 次期総選挙「出馬しない」 95歳、政治活動は継続

24日、インタビューに応じるマレーシアのマハティール前首相=クアラルンプール近郊(共同)

 【クアラルンプール共同】マレーシアのマハティール前首相(95)は24日、首都クアラルンプール近郊で共同通信のインタビューに応じ「次期総選挙には出馬しない」として、下院議員を引退する意向を示した。2月の首相辞任後、不出馬を明言したのは初めて。側近によると高齢が理由だが、政治活動は続ける方針。

 マハティール氏は1981年から22年間、同国の首相を務め、強い指導力でカリスマ性を示した。日本や韓国を手本とする「ルックイースト(東方)政策」を推進し、来日100回を超えるほどの親日家としても知られる。


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