2020年9月24日 18:45 | 無料公開
24日、インタビューに応じるマレーシアのマハティール前首相=クアラルンプール近郊(共同)
【クアラルンプール共同】マレーシアのマハティール前首相(95)は24日、首都クアラルンプール近郊で共同通信のインタビューに応じ「次期総選挙には出馬しない」として、下院議員を引退する意向を示した。2月の首相辞任後、不出馬を明言したのは初めて。側近によると高齢が理由だが、政治活動は続ける方針。
マハティール氏は1981年から22年間、同国の首相を務め、強い指導力でカリスマ性を示した。日本や韓国を手本とする「ルックイースト(東方)政策」を推進し、来日100回を超えるほどの親日家としても知られる。