ゆうちょ銀被害6千万円に 380万件、社長が謝罪

ゆうちょ銀行本社が入るビル=東京・大手町

 ゆうちょ銀行は24日、提携するNTTドコモの「ドコモ口座」などの電子決済サービスを悪用した貯金の不正引き出しが22日時点で約380件、計約6千万円に拡大したと発表した。

 ゆうちょ銀の池田憲人社長は東京都内で記者会見し、電子決済サービスが悪用されて不正出金が相次いだ問題を受け「お客さまに多大なご迷惑、ご不安をお掛けしたことを深くおわびする」と謝罪した。

 ゆうちょ銀は、同行が提携する電子決済サービスに登録する約550万人の顧客に対し、電子メールやダイレクトメールを順次送り、不正利用による被害の有無を確認するよう求める。


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