東京BRT、10月1日出発 コロナで延期、臨海部結ぶ

東京都内の臨海部と都心を結ぶバス高速輸送システムで使われるバス=24日午前、東京都港区

 新型コロナの影響で延期となっていた東京都内の臨海部と都心を結ぶバス高速輸送システム(BRT)の運行が10月1日から始まる。東京五輪・パラに伴って開発が進んだ晴海エリアには公共交通機関が少なく、課題となっていた交通アクセスの改善が期待される。運行開始に先立つ24日には小池百合子知事がバスに試乗し、走行ルートを視察した。

 当初は中央区・晴海地区に新設されたターミナルから港区・新橋の停留所などを経て同区の虎ノ門ヒルズまでを約30分で結ぶルートで運行をスタート。来夏の東京大会後に豊洲市場や有明地区を通る3系統とし、22年度以降に1系統を追加する方針だ。


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