年内に自治体デジタル化推進計画 武田総務相が方針を表明

 武田良太総務相は23日の報道各社のインタビューで、自治体の行政デジタル化に向けた推進計画を年内にまとめる方針を表明した。「行政手続きのオンライン化や情報システム標準化など、自治体の取り組みをさらに加速させたい」と述べた。

 推進計画は自治体の業務効率化が狙いで、システム標準化のほか、人工知能(AI)の導入やデジタル化に精通した人材育成などが盛り込まれる見通し。武田氏は「新型コロナウイルス感染拡大で、自治体デジタル化の重要性が改めて認識された」と強調した。

 自治体の情報システムは、ばらばらに整備され、業務効率化のため標準化の必要性が指摘されていた。


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