ベラルーシ情勢に懸念表明 国連人権理緊急討議で決議

 【ジュネーブ共同】国連人権理事会(47理事国)は18日、8月の大統領選でルカシェンコ大統領が6選されたことを巡り混乱が続くベラルーシ情勢について緊急討議を開き、人権状況が一段と悪化していることに「深刻な懸念」を表明する決議を採択した。

 決議には、内政への干渉を嫌うエリトリアとベネズエラが反対。日本など23カ国が賛成したが、アフリカ諸国を中心に棄権が22カ国に上り、対応が分かれた。

 緊急討議では、ベラルーシ大統領選で2位になり、選挙直後に出国を余儀なくされた反政権派のチハノフスカヤ氏もビデオ演説した。


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