ミスド、日本で半世紀 1号店は大阪、復刻商品も

「ミスド」の歴史を振り返るパネルが展示されている1号店「箕面ショップ」=7月、大阪府箕面市

 米国発祥のミスタードーナツは、運営するダスキンが日本上陸を決めてから今年で50周年。大阪府箕面市にある1号店「箕面ショップ」は開店当時の雰囲気に改装され、客を迎えている。オレンジと白が基調の明るくレトロな店には「ミスド」の歴史を振り返るパネルも展示。全国の店舗で唯一、半世紀前のレシピを再現した復刻商品も販売し「懐かしい」と好評だ。

 広報担当の角田綾子さん(32)によると、ダスキン創業者の鈴木清一が米国でドーナツを口にしたのが始まりだった。「本場のドーナツを日本人にも食べてもらいたい」。1970年1月27日、日本でドーナツ事業に乗り出すことを決断した。


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