ホワイトハウス近くで発砲 トランプ氏、一時会見退席

10日、米ホワイトハウスで大統領警護隊(シークレットサービス)と言葉を交わすトランプ大統領。この後、記者会見室を退席した(ロイター=共同)

 【ワシントン共同】トランプ米大統領は10日、ホワイトハウスで開いた記者会見を開始数分で大統領警護隊(シークレットサービス)に促され、退席した。その数分後に記者会見場に戻り、ホワイトハウス近くで発砲があったと説明した。

 トランプ氏によると、武装した容疑者1人が撃たれて病院に搬送された。場所はホワイトハウス敷地から目と鼻の先だったが、トランプ氏は「ホワイトハウスに侵入されたという話ではない」と述べた。

 記者会見が始まって2、3分後にシークレットサービスの1人がトランプ氏に近づき「外に出てください」と退席を求めた。トランプ氏は大統領執務室で待機していたという。


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