NY株、5カ月半ぶり高値 357ドル高、経済対策期待

ニューヨーク証券取引所(左)=7月21日(AP=共同)

 【ニューヨーク共同】週明け10日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は7営業日続伸し、前週末比357・96ドル高の2万7791・44ドルで取引を終えた。2月下旬以来、約5カ月半ぶりの高値水準。米国の追加経済対策への期待感が相場を支えた。

 トランプ大統領が8日、失業給付加算を減額した上で延長する大統領令に署名したことが買い材料になった。

 ハイテク株主体のナスダック総合指数は42・62ポイント安の1万0968・36と続落した。

 銘柄別では、航空機のボーイングや、建設機械のキャタピラーの上昇が目立った。一方で、イーストマン・コダックが急落した。


  • LINEで送る