比GDP16%減、過去最悪 4〜6月期、コロナで打撃

 【マニラ共同】フィリピン政府は6日、2020年4〜6月期の実質国内総生産(GDP)が前年同期比16・5%減となったと発表した。新型コロナウイルス感染拡大で経済が大打撃を受けた。1981年に統計を取り始めて以来、最悪の落ち込み。

 20年1〜3月期のGDPは前年同期比0・7%減で、アジア通貨危機の影響を受けた98年以来のマイナス成長となっていた。


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