東証、午前終値2万2440円 決算に懸念、米株高は支え

 6日午前の東京株式市場の日経平均株価(225種)は続落した。上場企業の決算発表に低調な内容が目立ち、今後の成長に対する懸念がくすぶって売り注文が出た。ただ前日の米国株高を支えに買いが入り、前日終値を上回る場面もあった。

 午前終値は前日終値比74円16銭安の2万2440円69銭。東証株価指数(TOPIX)は4・43ポイント安の1550・28。

 発表が相次いでいる国内企業の決算は世界的な不況を背景に総じてさえず、個別に売られる銘柄が多かった。

 一方、5日の米ダウ工業株30種平均は約2カ月ぶりの高値を付けた。


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