愛知で160人のコロナ感染確認 県内2139人「医療状況逼迫」

 愛知県の大村秀章知事は2日の記者会見で、県内で新型コロナウイルスの感染者が160人確認されたと明らかにした。名古屋市での確認が103人を占めた。愛知県全体では6日連続で100人を超えた。県内の累計は2139人。

 1日時点での県内の感染者は1305人で、うち196人が入院し、34人が療養施設に入所する一方、884人が医師の判断の上で自宅療養している。

 2日開かれた県の対策本部会議で、名古屋市の担当者は、入院が必要な患者の受け入れに困難が生じているとし「患者数の人口比で、医療状況が最も逼迫しているのは東京ではなく名古屋と実感している」と発言した。


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