2020年7月12日 15:05 | 無料公開
チャスコフスキ・ワルシャワ市長=7日、ポーランド西部グニエズノ(ゲッティ=共同)
【ベルリン共同】東欧のポーランドで12日、大統領選の決選投票が行われた。愛国主義的な保守与党「法と正義(PiS)」出身の現職ドゥダ氏(48)と、中道の最大野党「市民プラットフォーム」のリベラル派、チャスコフスキ・ワルシャワ市長(48)が接戦を展開。ドゥダ氏の下、PiSが進める強権政治に審判が下される。
PiSは政府の報道統制や司法介入を可能にする法案を提出し、ドゥダ氏が次々と署名してきた。大統領は法案の拒否権を持ち、チャスコフスキ氏が勝った場合、PiSの政策遂行に深刻な影響が及ぶ。
即日開票され、大勢判明は13日以降の見通し。