2020年7月10日 18:18 | 無料公開
総務省は１０日、独自開発したスマートフォン「楽天ミニ」を国の技術的な認証に適合していない状態で販売したのは電波法違反に当たるなどとして、楽天モバイルを行政指導した。楽天モバイルは「法令順守の意識が不十分だった」としており、製品開発の管理体制や関係する人員を強化する。
スマホなど電波を発する機器は電波法に定める技術基準に適合することを証明する「技適マーク」の取得が求められる。楽天モバイルは端末の周波数を変更する際に手続きを怠り、認証を誤って表示したり、新たな認証を取得しなかったりという問題があった。
総務省はこうした点が電波法違反に当たると認定した。
