日米高官、対北朝鮮で連携 コロナ後初の要人来日

 秋葉剛男外務事務次官は9日夜、米国のビーガン国務副長官(北朝鮮担当特別代表)と東京都内で会談した。最近の北朝鮮情勢について意見交換し、拉致、核、ミサイル問題の解決に向け、引き続き日米間で連携すると確認した。香港問題など中国への対応も議題となったとみられる。外務省によると、新型コロナウイルスで日本が入国禁止とした国の高官が来日するのは初めて。

 ビーガン氏は、来日に先立ち7日から韓国を訪問し、康京和外相らと会談。北朝鮮による南北共同連絡事務所の爆破で悪化した朝鮮半島情勢について話し合った。


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