留学ビザ規制、中止求め提訴 米ハーバード大とMIT

 【ニューヨーク共同】米名門ハーバード大とマサチューセッツ工科大(MIT)は8日、トランプ政権が発表した外国人留学生への査証(ビザ)発給の規制強化策を巡り、中止を求めて東部マサチューセッツ州の連邦地裁に提訴した。

 政府は6日、米国の大学や高校の外国人留学生に対し、新型コロナウイルスの影響で9月からの秋学期の授業が全てオンラインで行われる場合、ビザ発給を認めないと発表。日本人学生への影響も懸念されている。

 政府は、既に米国に滞在している留学生に対しては対面授業を実施する学校に転校するか、出国するよう求めている。


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