熊本、岡山で文化財が豪雨被害 鉄道橋や旧苅田家住宅

 文部科学省は7日、熊本県南部などを襲った豪雨で、登録有形文化財の「くま川鉄道球磨川第四橋梁」(同県錦町、相良村)や重要文化財の「旧苅田家住宅」(岡山県津山市)に被害が出たと明らかにした。

 同橋梁は、1937年に球磨川と川辺川の合流地点に架けられた322メートルの鉄道橋で、増水の影響で橋桁などが流失したという。江戸時代に建てられた旧苅田家住宅は、米蔵の壁のしっくいが大雨により剥げ落ちた。


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