ペッパーランチ売却、閉店114 約200人の希望退職も

 経営再建中の外食チェーン大手、ペッパーフードサービスは3日、主力の「ペッパーランチ」事業を、国内投資ファンドJ―STAR(東京)に売却すると発表した。売却額は85億円。ペッパーランチともう一方の主力事業「いきなり!ステーキ」の計114店を閉店し、200人程度の希望退職者も募集する。売却で得た資金で不振のいきなりステーキの経営立て直しを急ぐ。

 米国で店舗展開する連結子会社は、破産を申請したと発表した。米国から撤退する。

 ペッパー社は売却について「より一層の経営資源の集中と財務体質の改善を図り、経営再建を促進する」としている。


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