NTTコム、271社の流出疑い 新たに判明、サイバー攻撃受け

 NTTコミュニケーションズは2日、社内サーバーがサイバー攻撃を受けた問題で、新たに延べ271社の工事情報などが流出した可能性があると発表した。5月末には621社の情報について流出した可能性があるとしていた。

 この問題では自衛隊や海上保安庁関連の情報が流出した可能性があることが分かっている。NTTコムは、個別社名などは「機密保持の観点から開示を差し控える」としている。

 271社のうち83社は、既に判明していた海外サーバー経由の不正アクセス調査から分かった。社員の私用端末を通じた経路からの不正アクセスも新たに分かり、188社の情報が流出した恐れがあるという。


  • LINEで送る