フランス軍、過激派指導者を殺害 アルカイダ系、マリで作戦

 【パリ共同】フランスのパルリ国防相は5日、北・西アフリカで活動してきた国際テロ組織アルカイダ系の過激派「イスラム・マグレブ諸国のアルカイダ組織(AQMI)」のアブデルマレク・ドルクデル指導者をフランス軍が3日にマリ北部での作戦で殺害したと発表した。

 アルジェリア出身のドルクデル指導者は、2007年に同国首都アルジェで起きた国連機関などの同時爆弾テロや、AQMIなど過激派による12年のマリ北部掌握に関与したとされる重要人物。

 発表やフランスのメディアによると、フランス軍はアルジェリア国境に近いテッサリトの北西で関係国と作戦を実施した。


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