「OPECプラス」会合を延期か 原油の減産目標順守巡り協議難航

 【ロンドン共同】ロイター通信は3日、石油輸出国機構(OPEC)加盟・非加盟の産油国による連合体「OPECプラス」の関連会合に関し、サウジアラビアが開催を今月中旬に延期するよう提案したと報じた。4日にも開きたい考えだったが、OPECプラスによる原油協調減産の目標順守を巡り協議が難航しているとみられる。

 ロイターによると、協調減産を主導するサウジとロシアが6月末まで予定している日量計970万バレル削減を1カ月延長することで合意。だが5月に目標を守れなかったイラクやナイジェリアといった参加国に対し、今後数カ月で未達成分を埋め合わせるよう求めているもようだ。


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