北九州、保護者は体調管理徹底を 小学校集団感染で

 北九州市立守恒小学校で児童5人が新型コロナウイルスに感染し、クラスター(感染者集団)が発生した疑いがあることを受け、同市教育委員会は1日、市立の全学校に対し、児童や生徒に熱がある場合は学校を休ませるなど体調管理の徹底を保護者に求めるよう通知したと明らかにした。一方、厚生労働省は同日、現時点ではクラスターと認定していないとの見解を示した。

 同小で最初に感染が確認された女児は、登校前に37度台の熱があったが、学校での検温で36度台だったため授業を受けていた。母親にも発熱症状があった。市教委幹部は「入り口で防げなかったのが反省点だ」とする。


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