ヤクルト奥川が初の打撃投手 27球、最速152キロ

プロ入り後初めて打撃投手を務めたヤクルト・奥川=戸田球場(同球団提供)

 ヤクルトのドラフト1位ルーキー奥川恭伸投手が31日、埼玉県戸田市の戸田球場で、プロ入り後初めて打撃投手を務めた。フォークボールを交えて27球を投げ、最速152キロをマーク。「久しぶりに打者に対して投げることができて良かった。徐々に調子もあげていきたい」と球団広報を通じコメントした。

 1月の検査で右肘に軽い炎症があると診断され、キャンプの途中まで投げる練習を控えるなど慎重に調整を続けてきた。斎藤隆投手コーチは「球団の中でプログラムを持って、どのように育てていくか考えてやっている」と話しており、しばらくは2軍で経験を積むことになりそうだ。


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