西村氏、コロナ感染増加に危機感 東京と北九州、防止策徹底求める

西村康稔経済再生担当相

 西村康稔経済再生担当相は30日の記者会見で、東京都と北九州市で新型コロナウイルスの感染者が増加していることについて「いずれも週単位でも増加傾向にあるので危機感を持って見ている」と警戒感を示した。緊急事態宣言は全国で解除されたが、感染者は引き続き発生するとして感染防止策の徹底を求めた。

 東京都では30日、感染者が新たに14人報告された。都内の感染者は累計で5231人となった。今月25日の緊急事態宣言解除後は再び微増の傾向を示し、翌26日からは5日連続で2桁の水準。

 北九州市では新たに16人の感染が確認された。市では23日から感染者が再び増え始めた。


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