2020年5月29日 19:32 | 無料公開
富山県教委が考案した、生徒たちの机の間隔を1メートル以上空ける配置図を自動で算出するツールの画面=27日、富山県庁
学校での新型コロナウイルス感染防止策の一環として、富山県教育委員会はパソコンの表計算ソフト「エクセル」で、生徒たちの机の間隔を1メートル以上空ける配置図を自動で算出するツールを考案した。6月の授業の本格再開に向け準備を進めている県立高校に活用してもらう。
文部科学省のマニュアルは、感染拡大に注意が必要な地域では教室で可能な限り2メートル(最低1メートル)、状況が落ち着いている地域でも1メートルを目安に、間隔を空けるよう求めている。県内の一部学校から「できるだけ机を離した配置を効率的に考えたい」との声が寄せられ、作成した。