「当選辞退すべき」7割超、韓国 疑惑の元慰安婦支援団体・前代表

27日、ソウルの日本大使館前で「日本軍性奴隷制問題解決のための正義記憶連帯」が開いた「水曜集会」(共同)

 【ソウル共同】韓国の世論調査会社「リアルメーター」は27日、元従軍慰安婦の支援団体「日本軍性奴隷制問題解決のための正義記憶連帯」(正義連)の前代表で、4月の総選挙で当選した後に不正会計疑惑が浮上している尹美香氏(55)について、70・4%が当選を辞退すべきだと答えたとの調査結果を発表した。

 辞退は不要との回答は20・4%だった。尹氏の国会議員としての任期は今月30日から。元慰安婦の女性が今月上旬、正義連の集めた寄付金が被害者のために使われていないと告発した後、疑惑が次々と報じられている。

 27日付の中央日報は尹錫悦検事総長が迅速な捜査を指示したと報じた。


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