2020年5月26日 10:35 | 無料公開
救助されたロヒンギャ難民=4月、バングラデシュ・テクナフ(AP=共同)
【ブリュッセル、ヤンゴン共同】国際司法裁判所(ICJ、オランダ・ハーグ)は25日、イスラム教徒少数民族ロヒンギャに対する迫害を巡り提訴されたミャンマー政府が、迫害停止などを求める仮処分命令の履行状況をICJに初めて報告したとツイッターで明らかにした。
英国のNGO「ビルマ人権ネットワーク」は23日、ロヒンギャへの「戦争犯罪は続いている」と強調し「ミャンマー当局がロヒンギャに危害を加えないよう、国際社会はあらゆる努力をする義務がある」と訴えた。
ICJは1月23日、ミャンマーに仮処分命令を出し、履行状況を示す最初の報告を5月23日までに行うよう求めていた。