成田の国際旅客便発着が8割超減 コロナ感染拡大で、NAAまとめ

 新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、3月下旬から4月初めにかけての成田空港の国際線旅客便発着回数が、週3600回以上あった1月中旬と比べ、8割以上減ったことが10日までに、成田国際空港会社(NAA)のまとめで分かった。

 感染拡大の影響が限定的だった1月12〜18日の発着回数は3620回だったが、3月29日〜4月4日には582回となり、84%減った。

 路線別の減少率はオセアニア線89%、欧州線87%、中国線85%、米国など太平洋線80%。

 入国拒否の対象は、4月3日から米国、英国を含む73カ国・地域まで拡大。さらに影響が出る可能性がある。


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