平日朝の鉄道通勤、大幅減 首都圏33%、関西18%

平日朝の鉄道利用者の推移

 首都圏や関西の主要駅で混雑のピークとなる平日朝の利用者が減少を続けている。政府による緊急事態宣言が出る直前の3月30日から4月3日にかけてのデータを、イベントの自粛要請や一斉休校が実施される前の2月中旬と比べると首都圏で平均33%、関西では18%減少した。2月末は減少幅が1桁だった。東京の大動脈、JR山手線も2月上旬と比べ40%減った。

 国土交通省が、JRや大手私鉄から自動改札機を通過した人数の報告を受けて集計。新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、在宅勤務や時差出勤、外出の自粛が進んだ影響とみられる。


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