山形の東北絆まつりが1年延期 5月末に開催予定、コロナ拡大で

 山形市の佐藤孝弘市長は7日、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、5月30、31日に同市で開催予定だった「東北絆まつり」を1年程度延期すると発表した。東北6県を代表する夏祭りが集結し、東日本大震災からの復興を願うイベントで、今年で4回目だった。

 青森ねぶた祭、盛岡さんさ踊り、仙台七夕まつり、秋田竿灯まつり、山形花笠まつり、福島わらじまつりが参加し、市中心部の約1キロをパレードすることになっていた。見込んでいた来場者数は30万人。

 東北絆まつりは、2011〜16年に開かれた「東北六魂祭」の後継行事として、17年から各県持ち回りで開催している。


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