軽症者のホテル滞在に原則反対 労組、感染者との非接触など要請

 大手旅行会社やホテルなどの組合でつくるサービス・ツーリズム産業労働組合連合会は6日、東京都内で記者会見し、無症状や軽症の新型コロナウイルス感染者のホテル滞在に、原則として反対する考えを明らかにした。滞在する場合は生命、健康を最優先にし、従業員と感染者を接触させないことや、従業員への休業補償、施設の風評被害対策を政府に求めた。

 ツアー旅行の添乗員への金銭的な支援や、終息後の観光産業の活性化策などと合わせて文書にまとめ、厚生労働省や各政党に順次提出するとしている。


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