2020年4月6日 15:25 | 無料公開
米新興企業「ズーム・ビデオ・コミュニケーションズ」のビデオ会議システム(同社提供・共同)
【ニューヨーク共同】新型コロナウイルスの感染拡大を受け、インターネットを通じたビデオ会議システム「ズーム」の利用者が急増している。しかし、プライバシーや安全性に関する問題が発覚し、運営する米新興企業「ズーム・ビデオ・コミュニケーションズ」は対応に追われている。
ズームは企業の在宅勤務や教育機関の遠隔授業で活用が広がり、3月の利用者数は1日当たり2億人以上を記録。昨年末の1千万人から急伸した。
人気が高まる一方で、ズームを使った公開イベントで嫌がらせ行為が問題化した。中止に追い込まれたイベントもあり、ズーム社はパスワード設定などの防止策を呼び掛けている。