警視庁の男性巡査長が感染 武蔵野署勤務

 警視庁は5日、武蔵野署(東京都武蔵野市)の刑事組織犯罪対策課に勤務する男性巡査長(33)=東大和市=が、新型コロナウイルスに感染したと明らかにした。

 警視庁によると、巡査長は3月26日の勤務中に倦怠感があり、翌27日に病院で受診。39・9度の熱があり、自宅で療養していたが回復しなかった。今月4日の受診で肺炎の所見が見られたためPCR検査を受け、5日に陽性と判明。同日、入院した。

 巡査長は3月9〜27日、千代田区の仮庁舎で開かれた本部・捜査3課の講習を受けた。警視庁は接触したとみられる講習参加者の12人や武蔵野署員24人を含む約70人を自宅待機とする。


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