韓国との駐留費交渉は「継続中」 米国務次官補、合意時期示さず

 【ワシントン共同】クーパー米国務次官補は2日、ネット記者会見で、2020年以降の在韓米軍駐留費の負担割合を巡る米韓両国の交渉に関し「相互の利益と公平な合意を求め、交渉は続けられている」と述べた。合意時期の見通しは示さなかった。

 複数の韓国メディアは1日、米韓の実務レベルの交渉で暫定的に合意したと報道。韓国大統領府関係者は「進展があったのは事実だが、まだ交渉は進行中だ」と述べており、合意にはさらに時間がかかる可能性がある。

 クーパー氏は「同盟を強固にし、公平さが保証されることが条件だ」と米国の立場を強調。「まだ同僚や閣僚レベル以上で話している」と説明した。


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