2020年4月2日 19:04 | 無料公開
日本航空は2日、国内線で運休となる一部路線に関し、予約客を同じ路線の全日本空輸の便に振り替えると明らかにした。新型コロナウイルス感染症の広がりで国内線を大幅に縮小しており、顧客の利便性を確保する。全日空も今後、日航便への振り替えを検討する。
日航から全日空への振り替え対象は、4月7日から17日に運休となる大阪(伊丹)―函館と、7日から28日にそれぞれ運休となる札幌(新千歳)―秋田、新潟―新千歳。予約客が希望すれば日航が搭乗の手配をする。
日航は、機材の故障による欠航などで他社の便に振り替えるケースはあったが、新型コロナの影響を理由に行うのは初めてという。