コロナ、解雇や雇い止め994人 見込み数、厚労省

 厚生労働省は29日、新型コロナウイルスによる業績悪化などで、解雇されたり雇い止めされたりする見込みの人が、27日時点で994人に上ると明らかにした。各地の労働局を通じて集計した。

 企業が従業員を休業させた場合に支給する「雇用調整助成金」に関連する相談は同日時点で3489事業所から寄せられている。学生らの内定の取り消しは28日時点で22件32人という。

 一方、加藤勝信厚労相は29日のNHK番組で、千葉県東庄町の障害者福祉施設で集団感染が起きた問題に関し「障害者施設は特段の配慮が必要で、(厚労省の)障害部局の職員も派遣する」と述べた。


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