仏外出制限、4月15日まで延長 さらに延長する可能性も

 【パリ共同】フランスのフィリップ首相は27日、新型コロナウイルスの感染拡大を阻止するために17日から少なくとも15日間として適用した厳しい外出制限の措置を、4月15日まで延長すると発表した。さらに延長する可能性もあるという。

 フィリップ氏は閣議後の記者会見で、政府の諮問委員会が少なくとも6週間の外出制限が必要だとの意見を示していることに言及し「(必要かどうか)確信を持って判断するにはまだ早すぎる」と述べた。

 政府は、生活必需品の買い物や在宅勤務できない場合の通勤、短時間の運動などを除き外出を禁止。違反には罰金135ユーロ(約1万6千円)を科す。


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