ビール世界大手10%減益へ ABインベブ、新型肺炎

 【ロンドン共同】ビール世界首位のアンハイザー・ブッシュ・インベブ(ABインベブ)は27日、2020年1〜3月期が前年同期比で約10%減益になるとの見通しを示した。肺炎を引き起こす新型コロナウイルスの感染拡大で中国の販売が落ち込んだのが主因だ。

 新型肺炎によってアップルやマイクロソフトも打撃を受けている。さらに感染が広がれば、より多くの企業の業績に深刻な影響を与えかねない。

 ABインベブによれば、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、中国では業務用と家庭向けのいずれの需要も急減。


  • LINEで送る