競泳孫楊の裁定、28日発表 「金」剥奪で松元が五輪へ

 【ハーマル(ノルウェー)共同】スポーツ仲裁裁判所(CAS)は27日、競泳男子で五輪金メダリストの孫楊(中国)によるドーピング検査の妨害疑惑に絡み、警告のみにとどめた国際水連の処分を不服として世界反ドーピング機関(WADA)が提訴した問題の裁定を28日に発表すると明らかにした。

 2018年9月に孫楊の自宅で抜き打ち検査が行われた際、同選手の警備員が血液検体の容器を壊したとされる。孫楊は昨年7月の世界選手権男子200メートル自由形で優勝しており金メダル剥奪の場合は銀メダルの松元克央(セントラルスポーツ)が繰り上がり日本水連の選考基準で東京五輪代表に決まる。


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