マハティール氏、首相続投に意欲 辞任後演説で「偏らない政権」

マレーシアのマハティール暫定首相

 【クアラルンプール共同】マレーシアのマハティール暫定首相は26日、辞任後に初めてテレビ演説し「許されるなら、どの党にも偏らない政権を目指す」と述べ、新たな枠組みで首相を務め続けることに意欲を示した。

 マハティール氏は2018年の総選挙で闘った野党、統一マレー国民組織(UMNO)を加えた政党連合の再編計画が持ち上がっていたことを明らかにし「(計画を)受け入れられず辞任した」と説明した。下院議員に次期首相の選択を委ねるとして、「まだ支持があれば戻るが、そうでなければ判断を受け入れる」と述べた。


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