各地の養蜂場でミツバチ巣箱盗難 豪雨災害影響?福島や九州

 各地の養蜂場でミツバチの巣箱が盗まれる被害が相次いでいることが25日、日本養蜂協会などへの取材で分かった。協会は福島や熊本、鹿児島の各県で被害を確認。豪雨災害や害虫被害で全国的にミツバチが不足していることが背景とみており、養蜂関係者に注意を呼び掛けている。

 熊本県湯前町の木野養蜂場では、ミツバチの巣箱38箱がなくなっていることが24日に判明。最後に確認したのは14日だった。

 日本養蜂協会によると、鹿児島県内の3カ所の養蜂場でも2月に入り、それぞれ約10〜30箱の被害が確認された。福島県内の養蜂場からも、巣箱が盗まれたとの報告が協会に寄せられているという。


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